戦績をつけるのは大切という話
ひいろですこんばんは
今回も定番の話題、戦績をつけるのは大事ですという話をしていきます
※2017年4月23日(日)一部追記しました
ミッドパラで今の所七連敗してるのでミッドパラ強い派は嘘つきでは🤔
— ひいろ (@hiiro____) 2017年4月17日
……ツラい
先日、連敗した辛さから失礼な事を言ってしまった筆者のツイートです
7連敗もすると流石に心に来るもので、負け続けてプレイに自信がなくなり、自信のないプレイがまた負けを呼び込む
俗に言うティルトという状況でした
ティルトというのは元はポーカー用語だそうで、定義として「プレイヤーが合理的な判断ができなくなり、感情にかられた行動をとるようになってしまった状態」を指すそうです
ティルト - ポーカー用語集 | PokerStrategy.com
で、その後なぜか3連勝し、冷静になって付けていた戦績を確認した際のツイートがこちら
冷静に戦績見返せばまだ50%で耐えてるし明確にこっちがプレミして負けたところ意外で負け越してるのはローグとシャーマンだけという
— ひいろ (@hiiro____) 2017年4月17日
その時の戦績はこのような感じでした
ツイートでも触れている通り、特定のマッチアップでは負け越していたものの、ほとんどのマッチでは五分以上をキープしています
まず30戦も回していないのにデッキの強弱や、自分に会う、合わないを判断するのは早計であります
このくらいの試合数では1試合の勝敗ごとに勝率が結構動きます
7連敗した時点で勝率は44%辺りまで低下してしまいましたが、その後の連勝で6%上昇しイーブンに持ち直しています
そしてデッキには有利マッチ、不利マッチというものが存在します
全てのデッキに有利、なんてデッキがあれば皆それを使うでしょう
結果、ラダーはミラーマッチしか起きない、なんてことにならないのはデッキ間に相性が必ず有るからです
ラダーは同ランク帯からランダムにマッチングします
ということは自分が使っているデッキに有利なマッチばかりになる時や、逆に不利なマッチしか起きない時も有るわけです
何連敗もしてぐんぐんランクと勝率が下がっていく、という時も単に不利マッチばかり踏んでいるだけで、有利なマッチ、五分なマッチは落としていない、という局面もありえるのです
戦績をつけていれば、自分がどのような勝ち方(負け方)をしているか視覚的に把握することができます
連勝に次ぐ連勝で波に乗っている姿も、なかなか連勝できず一進一退を繰り返してる姿も、連敗街道まっしぐらな姿も、戦績をつけていればしっかりと把握できます
さらに「○○デッキは△△デッキに有利ってなっているけど、自分負け越してる」というようなことがわかれば、プレイングに問題があるかもしれない、ということにも気付くことができます
あと個人的に思うのは、自分は Track-o-bot を使って戦績を自動でつけているのとは別に、上に挙げたようなスプレッドシートに手入力で戦績をつけているのですが、これがまた意外とティルトの防止に役立っているのではないかということです(7連敗とかして完全にティルトしてましたが)
自分で負けた試合を記録するのは、気分のいいものではないことはお分りいただけると思います
それが3回4回と続くとラダーを回すのが億劫になり、一旦休憩でも取るなり、今日はもうやめるなりして、ティルトする前にプレイを止めることが多いです
これは逆に調子のいい時ではどんどん勝った記録を残す快感でラダーを回し続ける活力にもなります
〈2017年4月23日(日)追記〉
また添付したスクリーンショットを見てもらえばわかるとおり、相手のヒーローだけでなくデッキタイプも併せて記録しているのですが、なるべくプレイ中の早い段階で相手のタイプを断定することを心掛けています
デッキタイプの当たりをつけられていれば、ある程度相手が次にどのような行動をするか推測することができます
相手を見極める目を養う訓練目的で記録に足し始めたのですが、結構効果があるように思います(予め環境に存在するデッキタイプの予習をする必要も出てきますしね)
と言ったような感じで、あんなツイートした後は連勝しまくりで、普段では考えられないくらいラダーを回しランク5フロアまで到達してました
パラディン強かった
— ひいろ (@hiiro____) 2017年4月17日
数時間前の私は何だったのか
ランク5いけたので満足
— ひいろ (@hiiro____) 2017年4月17日
手のひら返し
後半は単なるランク5到達した喜びを表明する記事になってしまいましたが、戦績をつける重要性が少しでも伝わっていれば幸いです
ではまた次の記事で
ご挨拶とS36レジェンド到達所感
ご挨拶
はじめまして、ひいろと申します
新年度になり2週間、大魔境ウンゴロ実装から1週間が経ちましたがいかがお過ごしでしょうか
少し遅くなりましたが、去る3月31日、ハースストーンシーズン36に於いて始めてレジェンドランクに到達いたしました
そしてこれを機にブログを始めてみようと思い立ち筆をとった次第です
初レジェ踏みました
— ひいろ (@hiiro____) 2017年3月31日
感無量
海賊ウォリありがとう pic.twitter.com/UwZhKpPIdg
ハースストーンを始めてから早や一年と二ヶ月
時間が掛かったのかそうでないのかは個人個人で基準が違うでしょうから言いませんが、一つ大きな目標を達成した、という感はありました
一方で今後ハースストーンを続けて行くにあたり何か新しい目標、動機となるようなものはないか、と考えました
これも人それぞれでしょうが仕事や勉強にしろ、趣味にしろ、長く続けていくには目標や動機、モチベーションは大事だと思います
このブログはその新たなモチベーションであり、目標のためのものです
何かハースストーンに於いて情報を発信できるようになりたい、というのが自分の新たな目標です
というわけで自己紹介と所信表明、のようなものはこの辺りで切り上げ、本日の本題であるS36における初レジェンド到達に関する所感に移りたいと思います
S36レジェンド到達所感
S36というクラーケン年を締めくくる最後のシーズンにおいて初のレジェンド到達を達成しました
使ったデッキは当時最強デッキの一角であった海賊ウォリアーです*1
戦績としてはランク5到達から62勝39敗で61.4%*2でした
海賊ウォリアーを使うデッキとして選んだ理由ですが、単純に当時のメタゲームにおいて速い、易い、強いという三拍子そろったデッキだった、というのが大きな理由です
多くの人がこのデッキで初レジェンドを踏んだのではないでしょうか
レジェンド到達のために必要なことについては先達の方々がすでにブログにしていらっしゃるのでここではいちいち書く必要も需要もないでしょう
ここで書きたいことはS36というシーズンがどういうシーズンでありそれが初レジェンド到達にどう関係していたのか、といことです
S36はクラーケン年最後のシーズンでした
それはつまりスタンダード制下においてデッキプールが最大であり、かつもっとも環境が煮詰まった時期であったと言えます
この状況において tier1 とされたデッキは相応の強さを持っていたと言えるでしょう
そして長い期間 tier の上位に君臨し続けていたデッキであればあるほど先達の巧者たちがその知識をブログやガイド記事、プレイ動画といった形で数多く残してくれます
つまりこのシーズンの海賊ウォリアーは研究がかなり進み、学び易く使い易いデッキとなっていたと言えます
もともと複雑なコンボや繊細な判断をそれほど必要としないデッキとそれに関する豊富な参考資料がそろっていたのです
よく月末ギリギリにレジェンドに到達することを駆け込みレジェンド、と言ったりしますが未レジェンドプレイヤーにとって一番のチャンスは、年度末ギリギリの駆け込みレジェンドではないかと思います
そうでなくとも、新拡張やバランスチェンジの前というのは環境が固まっている時期であり、レジェンド到達のハードルは下がっているように思えます
逆に現在のようなスタンダード落ちと新拡張実装という環境の一台改編期はハードルは上がるでしょう
焦らずじっくりと環境が固まるのを待ち、そして固まった環境において評価が高くプレイ難度の低いデッキを選び、使う
ラダーを駆け上がるチャンスが到来するまで、じっくりと情報を集め吟味し、時が来たら一気に攻める
ということも、レジェンド到達を目指すにあたって有用なこと、かもしれません
雌伏して時の至を待つ、という言葉があるように実力を養っていればそのうち雄飛するチャンスは訪れます
それまでめげずに続けていけば、きっと報われる時がくると思います
といったところで、今回の記事を締めさせていただきます
ここまで読んでいただきありがとうございます